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高崎市の公示地価結果について その1

Kazuki

2024年3月31日

皆さんこんにちは。令和6年の公示地価が先日発表されました。公示地価とは国土交通省が全国約26,000か所にある「標準地」を鑑定・評価した結果に基づいて決められた1㎡あたりの土地価格のことであり、その年の1月1日時点の価格が毎年3月に発表されます。土地の用途別に「住宅地」「商業地」「工業地」に分類され、実際に不動産の売買をする際の目安にも使われる指標であり、公示地価の1.1~1.2倍が実際に売買される価格(実勢価格)と言われます。しかし、この傾向はあくまでも目安であり、都市部であれば公示の2倍で取引きされることもありますし、土地の形や接する道路などにより大きく変わります。土地の価格を表す指標としては、他に路線価や固定資産税評価などもありますが、今回はそれらの詳細な説明は割愛。今回はこの公示地価について我が事務所のある高崎市の、しかも住宅地に絞ってかなりローカルな視点でコラムを書かせていただきます。

高崎市の住宅地の令和6年公示地価結果の概要を以下の通りにまとめました。


高崎市内調査地点の数

44か所

高崎市平均価格

56,900円/㎡(坪単価約18万7千円)

高崎市内最高価格

165,000円/㎡(坪単価約54万5千円)

高崎市内最低価格

20,100円/㎡(坪単価約6万6千円)

すごくざっくりとまとめてみました。同じ高崎市内でも最高価格の地点と最低価格の地点では8倍程度の価格差があります。高崎市も合併で広くなり、合併された倉渕村は基準地がない為それらの住宅地を含めると実際はこの差はさらに広がると思われます。

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